TS583/583系の旅日記

旅と金に飢えてる高校生

東海道新幹線 繁忙期は全席指定席へ 個人的に考えたこと

 

はじめに

先日、JR東海から東海道新幹線に関するお話で、「繁忙期ののぞみを全席指定にして、着席率の向上を図る」という内容のニュースが発表され、SNS上で驚きの声が広がりました。

一方で、自由席特急券を持っている人は、「立ち席であれば利用可能」という案内がされました。これに対して、「JR東日本みたいに全席指定にすればいい」とか「デッキが地獄絵図になる」などといった反応もあります。

しかし、個人的にはJR東海さんは、最善の策を取ったと考えます

その理由なども、今回このブログにまとめてみます

「のぞみ」の全席指定席の概要について

まず、のぞみの全席指定席化についてですが、通年ではなく、ゴールデンウィーク、盆休み、正月休みの年3回の最繁忙期に設定される列車が対象です。

設定理由としては、プレスリリースを見た感じ、ざっくり分けると以下の理由が当てはまると考えます。

  • ピーク時には、のぞみ号の指定席がすぐに埋まってしまう
  • 自由席でも、始発駅以外からは着席や乗車ができない人が多い
  • ホームで自由席を待つために長蛇の列に並ばなくてはいけない
  • 自由席の乗降に時間がかかり、列車の遅延が発生してしまう

これらの対応として、特に混雑する繁忙期の対策として取られたのが、のぞみ号の全席指定席化です

個人的には、収益確保のための車内設備の簡略化なども進められていることや、車掌の仕事の簡略化なども一因ではないかと考えられていますが、表向きの理由としては以上の通りだそうです

一方で、自由席の取り扱いについては

  • 新幹線定期券(FLEXFLEXパル)を含めて、自由席のみが利用できる切符では、基本的にのぞみ号で着席することはできない
  • ひかり、こだまには従来通り自由席を繁忙期にも設定
  • 自由席特急券を持っている場合、立ち席であれば乗車することが可能
  • 大規模な輸送障害が発生した場合には、全席自由席ののぞみを運行することがある

ということだそうです。

また、エクスプレス予約のサービスを活用することで、通常に比べて割安に乗車することができるようになります

概要については、こんなところでしょうか

自由席を使用した立ち席利用について

ネット上でいろいろといわれている自由席の立ち席利用

「デッキが地獄になる」「そんな制度いらない」などいろいろ言われていますが、私自身は、この制度を聞いて「そこまでしないとだめか...」と思いました

まぁ正直に言ってしまえば、JR東海自身も、全席指定席にしておいた方が、特急料金の収入も上がるので、そうしたい気持ちの方が大きいでしょう

しかし、それができないのには理由があると思います。

恐らく、全席指定席のみにしてしまうと、乗れないお客さんが出てきてしまうためだと考えられます

東京~名古屋~大阪の3大都市を最速で結ぶ新幹線は、先述の通り繁忙期にはお客さんが集中します。そのため、指定席のみにしてしまうと、乗りたいお客さんが乗れず、ホーム上には自由席券を持った人たちであふれかえってしまうため、やむなくこの制度を設定したと考えられるでしょう

とはいえ、東海道新幹線って、最繁忙期には3分に1本新幹線が発着しているんですよね。それでも対応できないくらいのお客さんが乗っているとか、改めて考えると恐ろしいですよね、東海道新幹線...

最繁忙期の混雑を避けるための賢い選択方法とは

というわけで、のぞみ号が全席指定になりますが、それでも自由席券を持った人たちでデッキや通路は大混雑になると思います

そんな最繁忙期に混雑を避けて移動する方法は何かあるのでしょうか

グリーン席に課金、ゆったりとした移動で混雑を避ける

自由席の立ち席制度ができたとはいえ、グリーン車には基本的に立ち席を含めたグリーン券を持っていない旅客は入れないような構造になっています。

東京~新大阪間で5000円程度の追加料金はかかりますが、静かな車内空間が得られるなら安い料金だと思います。

ぷらっとこだまを活用した、こだま号での移動

東海道新幹線の各駅に停車する「こだま」

最繁忙期にも多少混雑するとはいえ、のぞみ号の混雑と比較すればかなりすいている方です。

またこだま号は車両の半数以上が自由席なので、指定席はかなり空いています。

更にこだまには、前日までの購入でお得になれる切符「ぷらっとこだま」も存在しています。

時間に余裕のある方は、こだま号で東京~名古屋~大阪間を移動してみてはいかがでしょうか

のぞみの場合は、14~16号車に乗車する

全席指定となるのぞみ号でも、駅の階段から遠い号車には、おそらく立ち客が出にくいものと考えます。

特に14号車から16号車にかけては、ひかり号の自由席車両からも遠いため、立ち客が発生しても、ここまでやってくる客は少ないように感じます。

最終の新幹線「のぞみ64号」などでは大規模な混雑が発生し、16号車まで立ち客が流れ込んでくることもありますが、基本的に日中の新幹線はそこまで混雑はしないと思います

指定席を取る場合は、14~16号車を取ることをおすすめします。

新幹線を使わず、青春18きっぷで移動する

もはや地獄を見ることは火を見るより明らかな移動手段です()

青春18きっぷを使用して東海道線をひたすら下り下って大阪まで向かう方法

朝4時半頃に東京を出て、大阪に到着するのは12時半ごろ。ざっと8時間の旅程です。普通に考えて「バカジャナイノ?」という印象ですが、やってのける人が多いのが鉄道ファンです。恐ろしや...

まぁでも鉄道慣れしていない方はしんどいでしょう

途中の乗り換えや静岡のロングシート地獄など、考えれば結構しんどいものばかりです。というよりただのバカです()

のぞみやひかりと比較して在来線の方は都市圏以外では結構すいているので、選択肢の一つとして考えてみるのもよいですが、実行に移す前に一呼吸おいてからにしましょう。

特に旅行慣れしていない人は、安直に新幹線を使ってください。というか使いなさい

おわりに

2003年以来ののぞみ全席指定化と話題になりましたが、個人的には良い選択肢をJRは取ったのではないでしょうか。

皆さんも、最繁忙期には混雑を避けながら賢い旅行をしてみましょう。

2022年の津島ノ宮駅に行ってきた時の様子をお届けします

 

はじめに

高校生活最後の夏休み、せっかくなので大阪を楽しみつつ四国に渡ってサンライズに乗る計画を立てました

そんな旅行最終日の5日目の8月4日、岡山から瀬戸大橋を渡って香川県は高松へ。

もともとはここ高松から高徳線徳島線土讃線を廻る計画だったのですが、高松駅にこんなものが貼ってありました

津島ノ宮駅臨時開設のお知らせ。

そういえば日本一営業日数の少ない駅として有名だったよな~...なんてことを思っていたら、開設日の日付に記されていたのは8月4日と5日。

...あれ、今日って確か8月の4日...

え、今日津島ノ宮開いてるの!?

驚くべきことに旅行最終日の今日8月4日は、年に2日しかない津島ノ宮駅が開設される日でした。

うん、もうこれは行くしかないよね。ということで停車していた7200系の快速サンポート南風リレー号に乗車してその津島ノ宮駅を目指すことにしました

津島ノ宮駅

高松発車。車内放送では「本日この列車は津島ノ宮駅に臨時停車します」との放送。

1年365日のうちたった2日しか聞けない放送を聞くことができました。

高松を出たときは、そこそこ空いていたものの、途中端岡、坂出、宇多津と停車していくうちに、車内は大混雑。都会の通勤電車のような形相になりました。

そんな混雑する車内は鉄オタ2割、一般利用客2割、参拝者と思しき人6割といった感じです。参拝客と思しき人の中には、子供を抱っこしている人や、ベビーカーで乗っている人たちもいました。

「まもなく、津島ノ宮、津島ノ宮です。電車とホームの間が広く開いています。足元にご注意ください

という放送を聞きながら津島ノ宮到着。電車とホームの間が広く開いているそうですが、首都圏の駅でも広く開いている場所はいくつもあるので、それくらいかな~と思いながら駅に着きました。

......ハイ?

いやこれ...開いているというレベルではないでしょ。という第一印象。

改めてみてみても段差がすごいです。軽く見積もっても列車とホームの隙間は20センチ、段差については40~50センチはあります。いやはや、これが駅...なのか

そして先述の通り、車内には子連れが多かったわけで、その中にはベビーカーを使って乗っている人もいます。

...この人たちどうすんの、という疑問がよぎりました。

結論から言えば、写真にもあるようにホーム上に立ったおじちゃんたちが、数人がかりで列車からホーム上に下ろしていました。

ベビーカーでなくとも、子供たちにとっては大きな段差であり危険なので、ホーム上に下ろすのを手助けしていました。

当時18だった私にとっても、列車の乗り降りという感覚はもはやこの駅にはなく、「飛び乗り飛び降り」という言葉が似合うように思いました。降りるときに「足元にご注意ください」って言われてなかったら絶対コケてカメラのレンズ割ってました。ありがとう...おじちゃん

当然ながら、列車は定刻に出発できるはずもなく、3分ほど遅れて津島ノ宮を発車しました。

その後、ホーム上にある売店などを眺めていたら、特急列車が通過するとのことで、せっかくなので眺めてみることにしました。

列車通過に際しては、先ほど乗降の手助けをしていたおじちゃんたちがホームのキワに立って、注意喚起をしていました

そして、特急列車が車体傾斜を利かせながら時速100キロ程度で通過していきます。

最近の首都圏の駅は、JR、私鉄問わず転落事故対策として多くの駅にホームドアを整備していますが、ここ津島ノ宮駅では完全人力人海戦術を駆使したのホームドアを採用しています。

なんというか、元祖ホームドアってこんな感じだったのかと感心したりしました

いやもうこれにはいろいろ驚かされます

とりあえずただホームに突っ立っているのもあれですし、例大祭ということでいろいろな出店で盛り上がっていると思うので、改札を抜けて津嶋神社の方面へ

津嶋神社について

さて、せっかくなので津嶋神社の簡単な概要について。

津嶋神社は、香川県の瀬戸内海に浮かぶ小島、津島にご祭神を祀っている神社です。

日本ではかなり珍しいとされる、子供の健康や成長の守り神としてここ津島に祀られています。またそれと同じく、牛馬の神としてもあがめられています。江戸時代の時代劇なんかで、田んぼを耕すのに牛を使っているシーンを見たことがある人が多いと思いますが、人間の生活においてなくてはならない生き物でした。まぁ今もマクド行く人にとってはなくてはならない生き物か...

ちなみに、津嶋神社の起こりは、かつてねずみ島(現在の津島)に、美しい声で歌を歌う女がいて、それを巫女が介して話したところ、「我は海中に住める神、名は津島神という。今よりこの島に鎮まるべし。」と語ったそうです。

...なろう系小説か(殴

とはいえ、当時はまだまだ神様を信仰することも生活の一部に組み込まれていたこと。とりあえず、それっぽいもの鳥居を立てて信仰してみました。するとある年に、牛馬が多く病気にかかり死んでしまったことがありました。しかし、この里では一頭も病気にかからなかったらしく、津島神は本物の神様らしいということで、あがめられるようになりました(以下、三豊市の観光案内ページより引用)

www.city.mitoyo.lg.jp

そんなわけで、年に3日、津島神を崇めるために例大祭として開催されるようになりました

そして、この例大祭が開催される日のみ橋を渡って津島に渡って参拝することが可能です。

ちなみに噂では、この津島は疫病を封じ込めるための島だから、あまり上陸しない方がよいためといううわさもあります...

まぁ詳細は別の方のブログを当たってください(おいこら)

また景色も美しく、四国の江ノ島と言われていたりします。

...こっちの方が本家より絶対きれいだろ

ちなみに、この橋を別名しあわせ橋と言い、この橋を渡ると、子供・若いカップル・夫婦に幸せが訪れるとされているそうです。

...え、ボッチは?

ちなみに今回は時間の都合でしあわせ橋を渡ることはできませんでした。次来た時は誰かしら誘っていきます(今回も例のK.T.氏がついてきてたけど())

津島ノ宮駅について

そしてこの津島ノ宮駅についても解説

駅ができたのは1915年のこと、もともと1913年に予讃線は観音寺まで伸びていたのですが、当時の最寄り駅はお隣の詫間駅。しかしこの詫間駅から津島神社までは3キロ近くあるため、アクセスにはかなり不便でした。

そこで、神社のすぐ近くを走ることから、臨時駅として1915年の5月に開設されたのが始まりです

もともと例大祭は、旧暦の6月に執り行われていたため、新暦換算では5月に開催されていたのでした。1970年に新暦にする際には、学校の夏休みの期間に重なるようにと8月の3、4、5の3日間に移動したそうです。

イメージ

そんなわけで開業した津島ノ宮駅、当時は客車列車が主体で、客車にはステップが設けられていて低いホームからでも乗り降りができるようになっていました。当時の規格で言えば、760ミリの高さを持つホームが通常とされていました。ちなみにこのステップは、旧型の気動車なんかでは今でも見ることができます

時代は飛んで国鉄粉砕玉砕大喝采もとい分割民営化した1987年。予讃線の電化に伴い、ここ津島ノ宮駅に停車する車両も、今までのステップを搭載している気動車や客車列車から電車に切り替えられます。

その電車というのは、線路上から1120ミリの場所に乗降用扉のある車両で、ステップはありません。そこで、ほかの駅ではホームのかさ上げを行い、電車に合わせたホームの高さに変更しました。

しかしこの津島ノ宮駅は、年に2日しか開かれない臨時駅。この駅のホームのかさ上げをしても、その効果が出るのかどうかは甚だ疑問です。

という訳で、ここ津島ノ宮駅では720ミリホームが現在でも採用されています。

ゆえに、あんな危険な段差が存在する構造になったんですね…

また、駅自体がカーブ上にあるのも危険さを助長させています。列車とホームが掠らないような構造になっている故、3ドア車では真ん中のドアがどうしても段差が大きくなってしまいます。またJR四国の稼ぎ頭である故、カーブの速達化(傾斜、カントを設置)を行った結果、さらに段差が大きくなってしまいました。

年に2日しか開かれない駅故、かなり昔の駅のまま残っている感じです

おわりに

本日8月4日、年に3日しかない津島大社の例大祭であると同時に、日本一営業日数の少ない津島ノ宮駅の開業日です

今年...は無理でも、来年は行ってみてはいかがでしょうか

首都圏からでも、寝台特急サンライズ瀬戸」で坂出まで乗車したうえで、そこから普通列車津島ノ宮駅を訪問することができます

子どもたちにとっても、旅するという経験を積ませておくのも大事ですし、そこで得らた縁は一生ものになります

是非、鉄道ファンの方も、そうでない方も、津島ノ宮駅に行ってみてはいかがでしょうか

北陸新幹線の敦賀延伸に伴う在来線特急の変化について

2024年3月の開業を目指して、現在急ピッチで準備が進められている北陸新幹線の金沢~敦賀

この延伸に伴い、長年大阪と北陸を結んでいた特急列車「サンダーバード」と、名古屋と北陸を結ぶ「しらさぎ」の区間短縮が発表されています。

そこで、私なりにこの北陸新幹線延伸による特急系統の整理の結果、どのような列車が誕生するのか個人的にいくつか考えてみましたので、まとめてみようと思います

※なお個人の見解であるため、改正後にいくつかの誤りが発生している場合があります。それらに関しては一切責任を負いかねますのでご了承ください

発表されているもの

まずは発表されているものから

サンダーバードおよびしらさぎ敦賀行きへの短縮・発着ホームの変更

こちらは発表どころか工事もほとんど完了しており、まぁそうなるよねと言った内容

大阪~金沢・和倉温泉間を結んでいたサンダーバードは、北陸新幹線の延伸開業により、収益性が見込めないとして区間を短縮。同じく名古屋、米原~金沢間を結ぶしらさぎに関しても同様の理由で敦賀まで区間を短縮します。

そしてホームの変更。

北陸新幹線との乗り継ぎの利便性を高めるために、北陸新幹線ホームの真下に在来線特急専用のホームを設置し、そちらのホームに入るようになります

在来線への乗り継ぎには少し不便になりますが、そこはまぁ目をつむりましょう…

ちなみにこの区間短縮、一本でいけなくなる点や料金が高くなるなどで不便な点ばかりが出てきていますが、割と利用客にとってありがたいメリットも存在します

※イメージ

 

その中の一つに「遅延率や運休率の低下」があります

北陸本線は度々、秋から冬にかけての強風で北陸本線内の運休による遅延が多く発生していました。

また豪雪による運行支障などのリスクも存在しています。2021年に北陸や上越地域を襲った豪雪で、北陸自動車道を走る車が立ち往生している様子をニュースで見た人も多かったはずです。

しかし、あれほどの被害を受けながらも、北陸は陸の孤島になることはありませんでした。なぜなら、新幹線は走っていたから

東海道新幹線関ケ原での雪による被害がそれなりに大きかった反省を生かし、1982年に開業した上越新幹線では「これでもか」というほどの雪対策を実施。その結果、ほとんど遅れや運休を生じることなく走らせました。この設備を北陸新幹線にも設置し、北陸や上越は、外界とをつなぐ交通機関が麻痺することはなく。陸の孤島になることを避けることができました。

万が一2021年以上の豪雪が襲っても、新幹線は動くはずです、というか意地でも動かします()

災害用の支援物資等を運搬する際にも、新幹線の中にまるっと収めてしまえば迅速な事態対応ができるようになるはずです。最近は新幹線の車内に荷物を積み込んで運ぶサービスもやってるそうなので、1両まるっと国(あるいは自衛隊?)が貸切すれば、その中に自由に豪雪対策物資や生活補給用の支援物資などを3時間ちょっとで東京から運び出せます。うん、速い()

また、新幹線は在来線と比べて内陸を走行し、トンネルも多いため、強風の被害も相当消えるものと思われます。毎年冬に強風でたびたび止まる北陸本線と比べて運休になるリスクもかなり低いものと思います。

ね?案外新幹線の方が優秀でしょ(圧)?

特別な旅を創る新たな観光列車のデビュー

2024年秋に運用が開始される新しい観光列車。キハ189系1本を改造し、JR西日本各地を巡る観光列車がデビューする旨が発表されています

第1弾は北陸新幹線開業で沸く敦賀から小浜線舞鶴線を経由し、城崎温泉までを結ぶ観光列車として走らせます。なので北陸新幹線に一応関係はあるのでこれに書き込みました。

まぁたまたま第1弾が敦賀発に設定されたのでここに書き込んだだけです。詳細なことはよくわかっていないのでここでは書かないでおきます。

公式発表はまだされてないけど噂されているもの

敦賀を通過する営業列車の消滅

Rebirth10 - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=73285976による

 

サンダーバードで1日に片手で数えられる列車のみ設定されている敦賀通過の最速達便。敦賀が新幹線乗換駅に設定されるので、当たり前ですが敦賀駅を通過する営業列車は消滅します。

私も消える前に乗りに行きたいです。特に夏場は運休のリスクがかなり低いのでねらい目だと思います。

一応、当該の最速達便にも自由席の設定もあるので、福井〜京都間1時間半立ち席を覚悟できる人であればお安く乗れます(まぁ素直に520円追加で支払った方が無難ではありますが…)

まぁこちらは噂というよりは9割9分こうなることはあらかた予想はできます。福井行きのサンダバを存続させたと仮定しても、まぁ新幹線接続を考えれば通過はないでしょう

特急能登かがり火のグリーン車の設定終了

グリーン車 イメージ

 

なぜか最近流行っているのかよく分かりませんが、列車のモノクラス化をよく見かけます。特急「草津・四万」「オホーツク」などなど...

これらに乗じて、能登半島方面へ伸びる「能登かがり火」もグリーン車の設定を廃止し、3両編成のモノクラス列車に統一されるとの見方がかなり強いです。

個人的に、この点に関しては「まぁまかり通っているけど結果は5分5分になりそう」っていうのが見解です。これについては後述します。

私が勝手に予想しているもの

さてここからは私が「勝手に」予想した変化点を紹介していきます。

サンダバ用の683系の289系化

現状、サンダーバードは大阪~金沢間において、敦賀駅付近を境に電源方式の異なる区間を走行しています。

敦賀より大阪方面は直流電化、金沢方面は交流電化と呼ばれる方式で電化されています。電化方式に関しては本題からずれますのでここでは省略します。知りたいやつは中学からやり直してこい()

で、今回の延伸でサンダーバードは直流電化下である大阪~敦賀間を走行するようになります。

アレ?交流に対応した機器いらなくね?

ということで考えたのがサンダバの289系化です。

2015年に北陸新幹線開業により、サンダーバードで活躍していた681系を玉突きで念出して当時しらさぎとして走っていた683系を全部置き換え、置き換わった683系は交流機器の使用停止➡撤去の流れで289系という別形式になり、大阪近郊に残っていた381系を全部置き換えました。

という前例があるため、ふと思ったものです。

実際に直流化された289系

 

JRにとっても、カネのかかる交流機器の整備を省略できるので、赤字垂れ流し路線の多い尺酉にとっても、一つの経費削減につながるものと予想します

また、289系とすることで、以前から改造されていた289系との互換性も生じるため、急な運用変更でもとっさに対応することができるようになるはずです。繁忙期のサンダバ増結用に、ほかの289系(こうのとり・くろしお用)の車両を繋げられます。

ただ、一部の編成には交流機器自体は残しておくものと予想します。

金沢総合車両所の特急型681系統一

金沢総合車両所の特急型を681系に統一

これは特急能登かがり火の運用を担当する車両に関するものです。

で、能登かがり火は3両編成になる...というのが通説ですが、冬季などには温泉需要も割とあると思うので、6両編成も一定数残るものと思います

実は七尾線、やろうと思えば9両編成まで対応できるのです(和倉温泉駅のホーム有効長が199メートルあるし、交換設備も線路自体は180メートルほどあります)

まぁやるかやらないかは別として、一応グリーン車による需要自体もある程度はある(はず)なので、グリーン車付きの6両基本番台自体も残る可能性はあります。

あいの風ライナー相当のライナー列車の福井方面設定

ヴォルフ - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=80208131による

 

金沢、北陸地域において最も商工業の盛んな街として江戸時代から発展してきた地域であり、その地位は現在でもゆるぎないものとなっています。

そんな金沢までの通勤需要は割と大きく、富山・泊方面からは有料のライナー列車が設定されているほどです。

これらの需要は、当然ながら福井方面からも存在しており、JRでも朝夕の通勤向け特急を運転しています。

新幹線移管後、ライナー相当の列車が誕生することも想像に難くありません。

「ハピライナーふくい」的な列車が運転開始するのかな~とか思っています。

JRとの対抗策として「安く」座って帰れる電車を設定していくものと予想しております。

あいの風ライナー・仮称ハピライナーの681系充当

ライナー(イメージ)

 

あるかどうかも分からんですがとりあえず書きます()

先述の着席保障列車「あいの風ライナー」及び「ハピライナーふくい(仮)」への、能登かがり火用681系の充当

能登かがり火運用を終えたあと、そのままあいの風とやま鉄道やハピラインふくい線に乗り入れるライナー列車として活用するというもの

JR東海ホームライナー的なやつだと思ってもらえると幸いです

こうすることで、乗客の収容力の増加にも繋がりますし、681系なら130キロ走行も可能なので、速達性の向上にも大きく貢献します。

主なメリットとしてはこんな感じ

  • あいの風やハピラインなどの第三セクター・・・ライナー運行による収入増や、681系振替分の普通列車増便
  • 乗客・・・快適性の向上と、所要時間の短縮、本数増によるわかりやすいダイヤ化
  • 鉄オタ・・・津幡以東の681系運用の9年ぶりの復活(あいの風ライナーに入ると仮定)

このように、割と多くのメリットはあるはずです

ただ、これに関しては車両使用料がかなり関係してくるため、実現する可能性はかなり低いと見ています。車両使用量に関して詳しく知りたい方はよそ様のブログを当たってください()

681系を一部あいの風やIR、ハピラインに譲渡すれば話は別ですが…

特急はるかの敦賀行き列車の設定

「北陸から国際線に出るのって、不便ですよね?」

「いってきま~す、関空!関空!関空!!」

「でも、敦賀は大丈夫!」

敦賀駅から、関空直結の特急はるかの設定」

「乗り換えなしの、分かりやすくて便利な列車」

「新幹線ひとつで、こんなに変わるものなのです。」

℡842-334-2005

「尺酉だから、出来たこと」

 

ハイ、怒られる前に本題に入りましょう()

敦賀駅直流電化に伴う「はるか」の敦賀行き列車の設定

日本の国際空港の代表ともいえる「成田」「中部」「関西」これらすべて太平洋沿いにあり、北陸地区からの利便性がかなり低くなっています。

その理由は、北陸地域の「交流電化」と「速達性」。

関空へ向かう特急「はるか」は直流のみ走行可能な車両であるため、金沢や福井といった地域からの直通運転はできません(一応683を無理やり入れることはできる)

また、交直両用の特急サンダーバードも速すぎて飛行機が太刀打ちできないレベルですので、北陸対関西圏の飛行機を設定したところで赤字垂れ流しになりますし、空港の規模が小さいので飛行機を飛ばせないのです。

では、特急が敦賀行きになったらどうなるでしょうか...?

直流電化下になるので特急はるかの乗り入れも可能になります

で、先述の通り、北陸地域ってほとんど国際線がない、あっても韓国行きのアシアナしかないうえ、国内線でも成田や中部、関空への直通便も出ていないんですよ(北陸の空港から行けるのはせいぜい羽田くらい…)

要は結構海外に行くのに不便なんですね

(なるほどだから刑事ドラマでは海外逃亡防止のために頻繁に東尋坊が出てくるのか(絶対関係ない)...)

では敦賀で新幹線と特急はるかを接続させれば?ということで考え付いたのがこの案です。

こうすればJR西日本にも新たな収益が入ってきますし、北陸の人にとっても、海外に向かうハードルがかなり低くなるように思います

まぁ実現できるかは別問題ですし、できても朝夕限定とかになりそうですが…

まとめ

決まっているもの、噂されてるもの、勝手に中の人が考えたもの。

これら3つの項目別に考えてみましたがいかがでしたでしょうか

なお中の人が勝手に考えていることを信じるか信じないかは皆さん次第ですが、間違っていても私は一切責任を負いません

とはいえ、あと残り半年ちょっととなった北陸新幹線の延伸開業。東京から1本で福井に行けるようになる反面、北陸と密接な関りがあった関西地区からのアクセス性が低下する懸念もありますが、速達性の向上や運休や遅延の低下などによる安定した輸送が実現するという点において期待できます。

北陸はその気候から、商工業の盛んな地位、これらの特産品を運ぶスピードの増加や、少子高齢化による人手不足の解消に一役買うことにも期待したいですね。

羽田空港アクセス線 東山手ルートのダイヤについて考察する

 

ついに始まる、新たなアクセスルート


いよいよ本格的な工事開始のアナウンスがされた「JR羽田空港アクセス線

並行する子会社「東京モノレール」の将来が不安ですが、いち鉄道ファンとして期待の大きい路線ではあります。

さて、そんな羽田空港アクセス線ですが、一部既存の設備を使いつつ、3つのルートで構成される予定です

今回は、尺の都合上、東山手ルートのみになりますが、超簡単な概要と、個人的に気になった点を踏まえつつ、この羽田空港アクセス線開業後の当路線や、その他周辺のダイヤ等を大雑把に予想していきます

※なお、あくまで予想である点だけご理解下さい

東山手ルートの概要

東山手ルートは、田町駅付近で東海道線から分岐し、かつて存在した貨物路線である「大汐線」の設備を使いつつ、羽田空港へと至る路線です

東海道線より先、上野東京ラインを経由して高崎線宇都宮線常磐線とつながり、より広大なネットワークの形成にもつながります

JR東日本としては、このルートを先行開業させることを示唆しており、この路線に対する力の入れようがよくわかります

アクセス線開業を心待ちにする「大グンマ‐帝国」国民(代理)

群馬県も栃木県も、県内に空港がないうえに、最寄りの空港までのアクセスでも3時間以上バスに揺られないといけない場所で、空の移動には結構不便な場所でした

特にバスは、渋滞によって時間が読めない上、本数も少なかったので

時間が読めて、本数もそれなりに確保される鉄道路線の敷設はありがたいのではないでしょうか

東山手ルート ダイヤ予想

さて早速ダイヤ予想に入って行きます

まず肝となってくるのが、東海道線と大汐線をつなぐ連絡線が、線路が一組だけの「単線」になっているという点です。

コストを削減できる反面、列車の本数を増やせないうえ、遅延した際にダイヤを乱す原因になってしまう可能性があるため、その点が大きく不安な点です

特に、上野東京ラインでは、遅延通知が来ない日の方が珍しいくらい遅れが常態化しています。そのため、結構そのあたりが不安だったりします...

日中ダイヤ予想

さて、そんな肝心のダイヤですが

個人的には、日中は「10分に1本程度」が目安になるものと思います

2023年現在、日中の上野東京ライン系統は

このようなダイヤ構成になっています

日中の大船以北や大宮以南の区間では、東京直通の電車がだいたい10分間隔でやってくるようなダイヤ設定になっていて、分かりやすいダイヤになっています

そして、その10分間隔のパターンダイヤの2~3分後に常磐線直通の電車や、特急電車を通すダイヤになっています

...まぁ言葉だと分かりにくいと思うので、新橋駅の12時台の時刻表を作りました

新橋駅の時刻表

新橋駅 時刻表
  • 緑→宇都宮線から、あるいは直通
  • オレンジ→高崎線から、あるいは直通
  • 青→常磐線から、あるいは直通
  • 赤→特急「ひたち」あるいは「ときわ」
  • 水色→特急「踊り子(サフィール踊り子)」

途中間をあけている箇所は、5分以上列車と列車の間に余裕のあるスペースです

通過列車については、東京駅の時刻からおおよその時間で割り出したものになります

こうしてみると、多方面から直通してくる上に、優等列車も走っている割にはところどころに「穴」があるようにも感じます

これらの穴の特徴を探ってみると、上下線とも「大体10分おきに開いている」という点が目につきます

恐らく、この10分おきの間にある隙間に、将来的に羽田空港行きの電車が入ってくるものと、勝手に予想します

そのため、ダイヤパターンはあくまで予想ですが、こんな感じになるのではないでしょうか

新橋駅ダイヤ予想

色分けは上と同じです

羽田空港方面からの隙間を使いつつ、臨時で特急が入るスペースも一応存在していますので、あるかどうかは分かりませんが一応通過ダイヤも設定してみました

プレスリリースには、常磐線方面への直通電車の存在も示唆していることから、常磐線方面への直通電車のダイヤも設定しました

ただ、今まで品川駅に乗り入れていた中電を一部、羽田空港方面へ振り分けることも考えられますし、取手発着の快速電車を品川行きに変更して、常磐線の都心直通の増発もできそうな気はします

ちなみに、大宮方面と常磐線方面への振り分けは、常磐線基準に大体で考えたものなので悪しからず()

※あくまで予想である点、ご理解ください

※日中ダイヤでも調べるのが大変だったので、ラッシュは作る気力があったらその時に作ります

特急列車の乗り入れについて

引退してるとか気にした奴は負け()

羽田空港といえば、日本各地からやってくる飛行機が発着する、いわば首都東京の玄関口になります

羽田空港アクセス線が開業すると、既存の特急を延伸して羽田空港に乗り入れるのではないかといううわさが、鉄道ファンの間で出ています

実際に、空港への特急乗り入れは十分にあり得る話だと思います

日本の首都の玄関にして、日本一乗降客数の多い空港から1本でアクセスできるようにもなりますし、行先表示にその特急列車の目的地を書けば、それだけで大きな宣伝効果につながります

また、羽田空港のみならず、東京駅も通ることになるので

飛行機と新幹線、両方からより便利なアクセスにつながるという期待も大きいです

そんな特急列車、東山手ルートを通る可能性のある列車は以下の通りです

これらの列車が羽田空港へ乗り入れる可能性を持っている特急列車です

15両編成が入れる路線ですので、どの列車が乗り入れてもおかしくはないと思います

また、特急乗り入れの開始により、より広大な地域からのネットワークからのアクセスが飛躍的に向上するうえ、羽田への旅客集中による都市強化にもつながります

よって、羽田空港アクセス線への特急乗り入れは大いにあり得る話であると予想します

周辺路線の変化や、それぞれのダイヤ考察

では続けて、開業後の周辺路線の変化を予想していきます

特急湘南の一部列車、大汐線経由に変更?

個人的に、このアクセス線構想が出てきた時から考えていたものです

現在、朝ラッシュの時間帯に走行する特急湘南は、東海道線の線路混雑を避けるため、朝の一部便で貨物線と横須賀線を経由して品川に至る線路を走行しています

しかし、このルート、先代の湘南ライナー運行開始時はあまり問題にはならなかったのですが、最近になってある問題が生じるようになりました

「武蔵小杉混雑問題」

タワマンの巣窟となりつつある武蔵小杉駅では、コロナ禍以前は多くの利用客が利用していました

そのため、駅構内は常に混雑しており、「改札に入るまで10分かかる」ということが当たり前になっていました

しかし、そんな混雑するホームを、特急湘南は我が物顔で通過していきます

これにより、横須賀線湘南新宿ラインなどの増発が難しくなっており、余計な混雑悪化を招いている可能性があると考えました

かといって川崎方面ではすでに東海道線で線路容量が満杯なので、そちらには通せません

そこで考えたのが、特急湘南一部朝列車を貨物線・大汐線経由に変更すること

この大汐線、現在の東京貨物ターミナルと、かつて存在した汐留貨物駅をつないでおり、この羽田空港アクセス線でも、東京貨物ターミナルの脇をかすめて羽田空港に至るルートを予定しています

この大汐線と東京貨物ターミナルから東海道線に至る貨物線を利用し、湘南号を武蔵小杉や川崎を経由しないルートでの走行路に変更する

そうすれば、横須賀線の増発を可能にし、武蔵小杉の混雑緩和につながります

更に現在の場合は、万が一横須賀線が人身事故等で運転見合わせになった場合、湘南号も抑止を食らい、なかなか動けず、東海道線の普通電車の方が早くつく、という状況に陥りますが

こちらの経由線に変更すれば、旅客が乗降をする区間は短く、踏切も少ないことから事故のリスクが結構低いこと、万が一事故を起こしても、羽田空港アクセス線にのみ影響を与えるため、遅延時のリスクがかなり低くなることなど、会社側からしてもよい点が結構あります

この路線に変更してしまった場合、品川駅を経由しないという問題がありますが、その点さえ目をつむれば、混乱を招きにくいダイヤになるのではないかと考えます

既存の設備を十二分に生かせる上に、遅延リスクもかなり低いこと

問題になっている武蔵小杉の混雑もある程度緩和できる点などを考えれば

このように、湘南号の走行線区を変更することもあり得るのではないでしょうか

※なお、再三申し上げますが、あくまで予想なので間違っても文句は受け付けません

横須賀線湘南新宿ラインの増発

特急湘南の経由便変更に伴う横須賀線湘南新宿ラインの増発

先述の武蔵小杉問題もさることながら、東海道線一極集中緩和のために考えたもの

コロナ禍以前、東海道線の混雑は、列車によっては200%近くにまで膨れ上がる場合もありました

その混雑対策のため、東海道線では度重なる増発を進めてきましたが、それでも相当限界に近い部分まで列車を増やしたと思います

今後、さらなる東京都市圏への人口一極集中により、沿線人口も増えるものと予想しているため、ある程度混雑を分散させなくてはいけません

また、新宿方面へのアクセス強化のため、湘南新宿ラインにすることも可能です

しかし、この場合は西大井駅付近に存在する湘南新宿ライン横須賀線の平面交差問題が絡んでくるので、そう簡単にはいかないかもしれません

どちらにしても、特急湘南の経由線変更が決まれば、横須賀線のダイヤも大きく動くのではないでしょうか(最近は毎年「新型車両を引き続き投入します!」としか言ってないですからね…(笑))

日中の快速アーバン快速ラビットの復活

先述のように、既存ダイヤを使いながら、空いている穴を使って運用するのであれば、その穴の先には何があるでしょうか

...まぁこれは時刻表を見ると分かる方もいるかもしれませんが、湘南新宿ラインのダイヤにハマります

その湘南新宿ラインにも、高崎線内・宇都宮線内で通過駅がある「特別快速(高崎線)」や「快速(宇都宮線)」。線内各駅に止まる「普通(高崎線発の場合は快速)」の2種類があります

宇都宮線への湘南新宿ラインは、30分に1本の快速と、同じく30分に1本の普通で構成されています

一方の高崎線は、1時間に1本の特別快速と、1時間に1本の普通で、それぞれ日中のパターンが構成されています

では、このダイヤにぶつかる羽田空港アクセス線はどうなるでしょうか

 

高崎線の場合

湘南新宿ライン方面の電車の種別によって分かれると予想します

大宮のあたりでぶつかる列車が「普通(あるいは快速)」の場合、その電車は各駅に止まってきた電車であるため、あとからやってくる羽田空港行きの電車は、優等列車快速アーバン」に設定して、そのまま羽田空港まで直通させる運用に組み込むことも可能だと予想します

一方、「特別快速」と大宮でぶつかる場合は、普通電車として設定して、各駅の利便性を向上させます

線内優等運用を行う快速電車を設定することによって「〇〇駅から羽田空港まで最速〇〇分!!」という詠い文句を作ることができますし、大宮で普通電車に接続を取って各駅への利便性の向上にもつながります

 

・一方宇都宮線の場合

こちらは、湘南新宿ラインからやってくる列車が種別が今のところ固定されています

時刻表を見た感じ、快速とぶつかりそうに見えるため、このままであれば普通列車のみの設定になります

ですが、先述の詠い文句だって、宇都宮線沿線の人たちは欲しいはずです

そのため、湘南新宿ラインに直通する快速を1時間に1本に見直し、もう1本の快速列車を「快速ラビット」として羽田空港まで直通させる

そして、1時間に1本の湘南新宿ライン快速と接続を取るダイヤでは、高崎線同様普通列車として、各駅のアクセス向上にもつなげます

 

これにより、群馬県や栃木県などの空港が遠かった地域からもスピーディーに羽田空港へアクセスできるようになり、利便性の大幅な向上が期待できます

快速アーバンやラビットの日中運用の復活。あくまで予想ではありますし、「2031年時点で湘南新宿ラインからの快速列車が残存してること」という前提条件が必要ですが、羽田空港までの所要時間短縮や主要都市間の移動効果が高くなるなどの点が期待できます

朝夕ラッシュ時、東海道線品川行きの設定

これはまぁ「そういう考えもあるよね~」程度に流してくれると嬉しいです

実際できたところでめんどくさいだなMo(殴

...ゴホン、失礼しました

このような列車ができる可能性を考えたのも羽田空港アクセス線に起因するものです

東海道線系統は、すでに朝ラッシュの時点で満杯であり、列車もこれ以上増やせない

だからと言って東海道線を減便すると東海道線ユーザーが困る...

そこで、田町から入ってくるアクセス線の電車、あるいは品川始発の常磐線の電車のダイヤを活用して、品川行きとして設定して運用させる...という折衷案

一見、東海道線が不便になりそうですが

...おっしゃる通り、ものすごく不便になります

ですが、これによって今まで東海道線方面に集中していた新橋や東京方面へ向かう旅客の一部を横須賀線に流すことができるようになるので、東海道線への一極集中を避けられます

しかも運用が終われば、そのまま直接車庫に入れるので、効率もかなり良くなります

夕方ラッシュであれば、上野東京ライン開業以来問題だった「東海道線民座って帰れない問題」も見事に解決します

実際に、品川駅にある臨時ホーム7・8番線を有効活用すれば折り返し列車を設定できるようにもなります(というかターミナル駅で土地や線路に余裕のあるところって品川くらいしか聞いたことがないんだが…)

ただ、利便性自体が相当劣るので、朝時間帯のみ最高時速の低下でやりすごす感じもしないではないですが、一応一つの仮説としてご紹介しました

まとめ

さて今回は、羽田空港アクセス線の東山手ルートの大まかなダイヤ予想と、それに起因する各路線の移り変わりの可能性をいくつか紹介しました

羽田空港へ、首都圏のありとあらゆる地域からのアクセス向上が期待できるこの路線

開業による経済効果の大きさも、日本政府が期待するレベルの大きさです

あくまで今回は一人のしがない鉄オタ大学生がただ予想しただけなので、予想が外れる、あるいは「この予想おかしいよ~」と思う場面もあったと思いますが、ご了承ください。再三申し上げた通り※あくまで予想なので違っていても私は知りません()

とはいえ、やはり私としても大いに期待できる路線ではあります。並行する東京モノレールの不安もありますが、それはさておき、新たな路線の未来をしっかりと見つめていきたいです。

ありがとう8500系! ウラバナシ


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ネタバレが含まれているので、先に本編を見た頂くことをお勧めします

今回の動画はいま巷で話題の8500系の乗りおさめ

渋谷や秋葉原の方に用事ができたので、じゃあ帰りに乗るかということで乗ってきた様子をお届けしました

 

動画について

県内完乗や岡山遠征での解説の際、少し背景が見にくく感じてしまっていたため、グレーの半透明な四角の中で解説する形に変更

結果的に、見やすくなったようにも感じます。

 

あとはBGMとかですね

車両解説ではほんわかとした感じのBGMを起用し、この8500系に親しみを持ってもらえるように。

路線解説ではその長い田園都市線の歴史を振り返るため、少しドラマチックなBGMを

最期の青葉台長津田間は、8500系の爆走を盛り上げるために疾走感のあるBGMをそれぞれ起用しました

個人的に最後のBGMを使いながら、それぞれが解説や列車に対する感謝を述べたあのシーンがお気に入りです

ただ、この部分が少し見にくいかったようにも感じましたが

どうでしたか?

駅を通過する様子が分かりましたかね?

旅行について

旅行、というよりも用事ですが…

ちょっとした事情で渋谷まで行ってきました

まぁ単純にバイトの面接です(結局落とされましたがね(笑))

で、まぁせっかく都心まで来たので渋谷から足を延ばして秋葉原まで行ってきました

通称「俺ガイル」、名前は聞いたことありますがよく知らなかったのでアニメだけでも見てみようと思ったら、あれアマプラで1期見れないくせに3期は見れるんですよね

いや最初が見たいんじゃ()

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追記(2024年1月)

やっはろー!

俺ガイル見たけど、全人類に勧められます。特にガハマカワイイ()

い や 聞 い て な い 

これ見たときは普通にびっくりしましたよ

まさか今から乗りに行こうとしていた半蔵門線が信号トラブルで止まるなんて...

一応人形町駅の駅員さんが運転再開時刻を教えてくれたのでまんまと乗り換えたら引っかかったあのトラップですよ

もうメトロの運転再開見込みは信じませn(((殴

ごめんなさい、信号トラブルの対処に当たってくださった皆様ありがとうございました

その後は永田町で撮影

半蔵門線は、19時過ぎに押上まで運転再開。東武線との直通は私がいたときにはできてなかったので、たぶん終電までやらなかったのかも

駅員さんも、遅延対応で大変ですよね…

そんな中で撮ってた私たちって...?

ほんとにご苦労様です...

ちなみにこの数日後にTwitterで「信号トラブルは痴漢が出たという暗黙の了解」とか話してた人がいましたが、普通に考えて痴漢対処で1時間半も止まってたら非常識です

昔はSNSで誰でも発信できるから、だれでも簡単にウソ情報を発信できるとか言われていましたけど、最近はSNSユーザーが増えてきたので、デマ情報も簡単に見破れるようになってきました

むしろテレビとか新聞とかはその影響力が大きいので、ひとたびウソをついてもそれが信じられてしまうんですよね…

結局、人々に情報を伝えるメディアも、テレビや新聞から、ネットの世界へ少しずつ移行して行ってるのかもしれませんね

さて、脱線しすぎてたのでお話をハチゴーに戻しましょう

渋谷に降り立った我々

109から例の陸橋を眺めたり

渋谷の顔「忠犬ハチ公」と面会したり

あとはシブヤリアンと出会ったりと様々ありました

そして50分ほど待って、先ほどの折り返しのハチゴーが到着

このときはまだ各停幕で表示されていますが

駅員さんも自動放送も、この電車が「急行電車」だと言っていましたし...

その後、列車の表示でも急行に変わりました

地味にあの時、内心めちゃくちゃ興奮してて語彙力を失っていたことを覚えてます

各停であれば、途中退避の時間で何枚か写真は撮れるのですが、そんなことよりハチゴーが今までしばらく入ってなかった急行に!それも中央林間幕で!!

結局長津田止めにはなってしまいましたが、あの爆音モーターの本気を再び聞けると思うと嬉しかったです。語彙力なくすくらいうれしかったです(2回目)

その後は終点長津田まで乗車

爆音モーターで駅を通過していくその姿は、まさに圧巻そのものでした

その後は特にネタもなく藤沢帰投です

 

おわりに

このブログを書いている1月25日、8500系は恩田工場へ回送されたという情報が入ってきました

1月23日をもって運用離脱

8500系48年間の歴史に幕を下ろしました

ちなみに、朝の下り急行には、収録数日後に1度だけ入りました

しかし、月夜の中爆走するハチゴー急行は、あの日以来二度と入ることがありませんでした

混乱と混沌の中で、突発的に発生したハチゴー急行

大勢の乗客がいる中で、そのほとんどはスマホを見たり、イヤホンをしている人ばかりでした

そんな中でも私は必至な思いで車窓を眺め、耳も何もふさがず、ただ消えゆく郊外の街灯りと爆音を眺めていました

その景色は、まさに古き良き時代の優等列車の眺めそのもの

平成生まれの私にとっては、贅沢という言葉が似合うような旅でした

動画でもお話しした通り、「当たり前を大切にすること」

251系、185系VSE、そして今回のハチゴーと、様々な場面でお別れをしてきた私が、ラストランが近づくたびに思ってきたこと

当たり前だったものが突如なくなる

そして、それのほんとのすばらしさに気付く

そういうことを、ラストランの度に思っています

今後減っていくであろうメトロ8000系だって、今ではまだまだ主力の電車

当たり前の姿というのが、電車にとって安定した姿

その姿を捉えることも、撮り鉄としての任務だという風に私は考えています(とか言いつつちゃっかりネタ電を差し出す我)

皆さんも、後悔のないうちに撮り収めや乗り収めをしておいてください

改めまして、8500系、長きにわたる活躍お疲れさまでした

そして、8500系引退発表後も無事故で走らせてくださった東急電鉄の皆様にも心から御礼申し上げます

長きにわたり、8500系を活躍させてくださりありがとうございました

県内完乗第三弾 ウラバナシ


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ネタバレが含まれておりますので、まだご覧になってない方はこちらからご覧ください

お久しぶりです

そして新年あけましておめでとうございます🎉

本年もよろしくお願いします

さて2023年最初の記事は動画のウラバナシです

 

動画について

昨年5月の終わりに収録した県内完乗企画です

いかんせん編集意欲がわかなかったもんで...

本当に遅れてごめんなさい

撮影機材は同じみOPPO A5

4K画質だけどスマホなので効果が発揮できてるかは甚だ疑問ですが気にしないでおきます

旅行について

神奈川県内完乗企画の一環と、ついでに熱海の日帰り観光もかねて行ってきました


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ちなみに熱海観光の様子は上の動画にて

 

今回の旅は新幹線、せっかくなので200キロ越えの高速度での駅通過が見たい!

という訳で1日にわずか3本しかない熱海停車のひかりを選択

...したはいいのですが、小田急&中央線の遅延ダブルコンボで東京駅での乗り換え時間が少なくなり、結果として東京駅を走る羽目に。乗り換え5分、間に合うか間に合わないかギリギリの瀬戸際で切符を発券し大急ぎで新幹線改札前へ

☆NA☆N☆DE☆YA☆NE☆N☆

まさかの東海道新幹線大雨に伴い運休

さすがについたときのは衝撃が走ったものの、動画のオチ的に最高過ぎると笑い転げてました(笑)

正直この時点でも相当美味しいネタだったんですが…

☆I☆YA☆DA☆KA☆RA☆NA☆N☆DE☆YA☆NE☆N☆

車両の不具合だそうです

選択肢4つあったら

・笑う ・腹を抱えて笑う ・声に出して笑う ・気絶するくらい笑う

この4つで選択肢が埋まると思います

それくらい動画の展開が二転三転していきました。何がどうなってるのやら...

一旦降りろと言われて乗客は全員降りましたが、YouTubeにこの様子をあげたのは私だけ...?

まぁそんなわけで列車は1時間6分遅れて東京駅を発車。このとき車内では時刻表とにらめっこしながら熱海旅行の計画の練り直しをやってました

その後40分ほどで熱海に到着、動いてる時間より止まってる時間が長いとはこれいかに...

次回予告

さて、そんなハチャメチャな熱海旅行の後は少しくらいの贅沢をしたっていいじゃないの!(まぁ遅れてなくてもそういう計画だったけど)

という訳で次回乗車する路線は新幹線に並行する在来線でもあり、我が最寄り藤沢を通る主要幹線「東海道本線

150年の歴史において、日本の大動脈としてなくてはならない路線

旅客需要はほとんど新幹線に移されましたが、熱海~東京間においては新幹線と拮抗するほど旅客移動の旺盛な区間(まぁ東京に近いっていうのもありますが…)

そんな東海道本線を2年間という長い間乗りたいと願っていたあの列車で神奈川県内を横断します

...っておい待て、まさかと思うけどその区画って...!?

次回 サファイアはお好きで?

次回をお楽しみに!(次回もおそらく結構期間が空くものと思われます)

新潟遠征 ブログ化のお知らせ【予告】

【予告】

長らく放置していた新潟遠征ですが、ブログにして再度スタートです。はいそこ、収録したの2020年の冬だとか言わない。

ただ、中の人の日常が文化祭だの受験だのでこの先忙しくなるので、アップするのは早くても11月になるかもしれません。

なので、写真だけ先行公開します。

というわけで新潟編の続き、お楽しみに〜