TS583/583系の旅日記

旅と金に飢えてる高校生

2024年3月ダイヤ改正について JR北海道編

2023年12月15日、全鉄道ファンが待ち望んでいたある発表が行われました

ダイヤ改正のお知らせ」

毎年12月、クリスマス前の風物詩と化しているイベントで、ある列車の増発や新設、新型電車の投入に一喜し、ある車両や列車の廃止に一憂する人も多いのではないでしょうか

さて、今年も例年通り12月半ばの金曜日に発表が行われました

今回は、これらを見て、私なりにどのように思ったのかや、どのように考えるのかをJR各社それぞれ見ていきますが、さすがに記事が長くなるので、いくつかに分けます

まずはJR北海道から見ていきます

ではいきましょう

 

JR北海道

個人的に気になった点は以下の点です

  • エアポートの増発と区間快速の新設
  • 快速の桑園停車開始
  • キハ40による札幌駅乗り入れの終了
  • 737系の岩見沢旭川間投入
  • 利用者数の少ない5駅の廃止

それぞれ順々に見ていきましょう

エアポートの増発と区間快速の新設

少し前にこの話が出てきて、当時の私もかなり驚いたと記憶しています

今回の改正では、単に「新設」のみではなく、具体的な時刻やダイヤパターンについても公開されました

それがこちら

快速毎時3本、区間快速毎時2本、特別快速が毎時1本設定されました

区間快速の新設は小耳に聞いていましたが、特別快速の日中への進出は聞いてないです。寝耳に水とはまさにこのこと()

とはいえ、新千歳空港駅の発時刻は10分おきに揃えられ、特快、快速、区快問わずすべての列車が札幌ないし新千歳空港まで先の到着です

北海道旅行にやってきた人達の玄関を温かくして、JR線への利用を促す狙いがあるとみられます

なお、これまでと比較してUシートを搭載している車両の不足を懸念していましたが、恐らく大丈夫ではないかと思います

日中時間帯の一部普通列車には、快速エアポート用の車両が使用されていたのですが、これらを北広島短縮で運用の減った車両や、後述する737系の岩見沢旭川間の運行開始による721系の捻出で賄われるものかと思われます

あと気になる点でいえば、区間快速普通列車との接続についてですね

区間快速は、普通列車と北広島で接続を取り、各駅を相互に利用する利便性と札幌へのアクセス向上を図ると考えていたのですが、その予想は驚くほどきれいに外れました

利便性大丈夫かな?と不安になりますが、北広島以南の利用客は多くが新札幌や札幌を目的地にしている人が多いというデータがあるのかもしれません

まぁそこらへんは首を突っ込まないでおきましょう

快速の桑園停車開始

逆になんで今まで止まってなかったの?

札沼線函館本線の分岐点である桑園駅

札幌市場やJR北海道の本社などが近くにあるため、利用客もそこそこ多いように感じましたが、これまで日中1時間に2本運転されていた小樽行き快速は通過していました

今回の改正で、快速のみならず特別快速まで全列車停車するようになりました

これまで札幌駅のみで裁いていた乗客の一部を桑園駅に分散し、また函館本線札沼線との乗継の利便性を高めた結果、今と比べて1本前の電車に乗車できるように変わった列車が45本中27本にも及びます

...逆になんで今まで止まってなかったの?(2回目)

キハ40による札幌駅乗り入れの終了

函館線の札幌〜旭川間を走行する3本のキハ40系使用の普通列車をH100形に置き換え、速達性や利便性の向上、省力化を図る狙いがあるとみられます

いや、去年の夏に乗っておいてよかった、札幌で撮れてよかったというのが感想です

この発表を見た瞬間に、本当にこういうのも記録しておいて損はないなと感じました

ほかにもH100形の運行範囲拡大が行われ、今年は石北線全線と釧網本線区間が拡大されます

なお、知床摩周号は、車両は変われど引き続き運用されるとのことです

観光列車仕様のH100形が出てくるとのことなので、続報をお待ちしましょう

737系、岩見沢旭川

そして、岩見沢旭川間に737系を投入し、併せてワンマン運転を開始します

これにより、同区間を運転する721系が撤退しますが、恐らく札幌近郊の普通列車で仕事します

ヨンマルといい721といい、いつまで酷使させる気なんですかね...

札幌近郊の普通列車に充てられると思われる理由は上に書いてある「快速エアポートの増発」が一因です

なんか噂では739系の計画が進んでるとか言われてますがどうなるんでしょうかね

まぁ、それはともかくとして、今回のこの改正でのワンマン化は割と正解な気がしてます

深川から普通列車に乗ったことがあるのですが、18きっぷシーズンでも席は選び放題だったので、逆になんで今までツーマンでやってたんだろうというのが気になりました

JR北海道の場合、省力化できるところ、省力化が許されるor仕方ないと思われるところは引き続き省力化。力が入れられるところは力を入れる、という経営努力がかなりいいですね

おい見てるか尺九

利用者数の少ない5駅の廃止

毎年恒例、駅廃止です

今年は以上の5駅が廃止対象になりました

北海道の過疎化や少子高齢化などで仕方ないと思う反面、何か良い手立てはないのかと思ってしまいますね...

とはいえ、北海道は内地と比べて環境も過酷で、駅の除雪にもかなりのお金がかかります。なので、地域からの支えがないとあっけなく廃止にされてしまうケースが後を絶たないのです

JR北海道を待ち受ける劣悪な環境と多額の負債が、どうも変わってきそうですね...

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