JR東日本
われらが首都圏擁するJR東日本、今年も大きな動きが起きました
その中で気になったものはこちら
- 北陸新幹線敦賀延伸
- 山形新幹線E8系デビュー
- しおさい号でのE259系運転開始
- 255系の運転終了
- 成田エクスプレス、最大半額近い値下げ
- スーパーつがるの設定
- 鶴見線のE131系投入完了とワンマン化
- 八王子行き成田エクスプレスの運転終了
- 京葉線通勤快速および快速の廃止
- 特急踊り子、網代停車の廃止
- 普通列車グリーン車、値上げ
ではこちらも順に見ていきましょう
北陸新幹線の敦賀延伸
こちらは、JR西日本の項目で詳しく触れておりますので、そちらをご覧ください
が、個人的に気になった点が一つあるので、それを書きます
プレスリリース内のお言葉には、かがやき号は「朝夕時間帯を中心に9往復設定」と書かれていました
つまるところ、日中時間帯ははくたか号がその需要を担うということで間違いなさそうです
ある程度、需要ごとに列車を分けてるの、賢い
山形新幹線、E8系デビュー
これまで幾度となく試運転が目撃され、そのたびに茄子だ茄子だと騒がれていたE8系が営業運転を開始します
最高時速がこれまでの275キロから300キロに引き上げると同時に、所要時間を最大4分短縮させることに成功しました
なお、やまびこ号およびなすの号の最高時速については、昨年改正でE5系とE6系使用の一部列車が275キロから320キロへの引き上げが行われたため、そこら辺は問題なさそうです
E3系の乗り納めや撮り納めもお早めにお願いします
しおさい号でのE259系運行開始
あらかた予想していた方が多かったですが、ついに公式から発表がありました
昨年塗装変更が発表された際に汎用特急化の計画が裏で進んでいるとの噂が出ておりました。当初私はこの考えに否定的だったのですが、JR東日本千葉支社の労組から「2024年よりE259系を房総特急へ転用させる」という発表がありました
そして、その文言通りの結果につながりました
正直、あんまり納得はしてないです。
2020年に「インバウンド需要拡大に合わせて成田エクスプレスを全列車12両にします!」とかほざいていたのは忘れたのかと問い詰めたい気分です
なんか、芯がぶれているような気がして不安ですが、大丈夫なのでしょうか…?
255系の運行終了
651に続いてお前もか...
255系が定期運行から離脱することが発表されました
E259系に置き換えられた形になります
いよいよ国鉄型はおろか、JR初期を支えたメンバーが軒並み運用離脱です。253?あいつは2003年生まれだぞ?
さて、話を戻して、房総ビューエクスプレスとか言われていたのも今は昔、すっかり知名度も落ちてしまった上にアクアラインの開通で軒並み高速バスに需要を奪われてしまったのが原因で房総半島方面の特急は激減され、現在はしおさい号で何とか持ちこたえていた感じでしたが、総武快速線内を130キロでかっ飛ばし続けていたのが原因か、老朽化が進み遂に引退になってしまいました
正直、まだ乗れていないので今月中に東京~八日市場間とかで乗っておきたいです
成田エクスプレス、最大半額近い値下げ
全NEXファン待望の瞬間がやってきました!
これまで、区間のわりにA特急料金を徴収し「ぼったくり」だの「新小岩エクスペンシブ」だの言われていた成田エクスプレスが、スワローサービスで乗車可能になります
これまで成田エクスプレスは成田空港までの空港連絡特急という仕事が多かったですが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、途中の千葉駅停車の列車を設定したりと、区間列車の需要も広げつつありました
今回の改正では、成田空港および空港第2ビル駅以外の区間で利用する場合は、今回のダイヤ改正で変わる房総特急と同じスワローサービスによる料金に変更されます
まぁ同等の設備があるE353系と比べて値段設定が強気だったのでどうかと思っていたのですが、何とかなってくれてよかったです
なお成田空港および空港第2ビル駅を利用する場合は引き続きA特急料金が適用されますのでご注意を
スーパーつがるの設定
バブル経済盛んな時代、停車駅を絞り、新型車両を投入して、これまでより「速い」ことをアピールする列車として誕生したスーパー特急
スーパーひたちやスーパー雷鳥、スーパー北斗などなど、全国各地にスーパー特急が誕生しましたが、車両の統一や停車駅の整理などによりどんどんと少なくなっていき、最終的にはJR西日本で一部残るのみ...と思っていたら令和の時代に新たなスーパー特急が誕生しました
その名も「スーパーつがる」
青森県の青森駅と秋田県秋田駅を結ぶ、北東北唯一の特急電車つがる号に、まさかの速達種別が誕生です
使用車両はE751系、かつて「スーパーはつかり」として東北本線を130キロでブイブイかっ飛ばしていた名車が、再びスーパー特急に返り咲きました
いやはや、感動ものです
スーパーつがるは、1日1往復のみで、最高時速も95Km/hと東北本線時代と比べるとかなり落ちますが、彼にとっては再び自分の幕にSUPERの文字が躍るなんて夢にも思っていなかったでしょうね
...頼むから速度超過だけはやめてよ?
ちなみに、停車駅は秋田を出ると、東能代、鷹巣、大舘、大鰐温泉、弘前、新青森、主点の青森で、秋田~青森間を2時間半程度にまで収めることに成功しました
さすがはスーパー特急です
鶴見線のE131系投入完了とワンマン化
まぁ予想はできてたよ
今年12月24日より運転を開始するE131系1000番台を、ものすごい勢いで投入したうえで2024年のダイヤ改正までに増備させて205系を全部置き換える予定だそうです
首都圏に残る205系も、終焉が近付いてまいりました、乗り納め、撮り納め、聞き納めはお早めにどうぞ
八王子行き成田エクスプレスの運転終了
成田エクスプレスの八王子行き終了です
2021年に池袋行き、大宮行きの廃止に続いて八王子行きも運転終了です
中央線をかける成田エクスプレスも間もなく見納めですね
空港アクセス特急として汎用性を求めたかつての成田エクスプレス、かつては河口湖まで直通していたのも、今では平凡な特急に代わりましたね(まぁ増解結がある時点であれですが...)
ちなみに上の写真は、豊田駅で偶然撮影で来た中央線を走る成田エクスプレスです
なお、これに伴い吉祥寺と三鷹、国分寺の各駅は特急停車駅から降格になります
京葉線通勤快速および快速の廃止
イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!
...ゴホン、失礼しました、取り乱してしまいました
今回の改正前からこれが予想合戦が繰り広げられていたこの通勤快速の廃止
結果的には廃止されることが決定してしまいました
頭エレクトリカルパレードな2人組カップルが、よく蘇我まで強制連行されている様子をみて「あ~愉快愉快」とかご満悦になれるのも今年の3月までです
ついでに、日中(10時台~15時台まで)以外の快速をすべて廃止して、全列車各駅停車に変わります
一応日中に快速は残りますが、通勤快速は全廃止ということで、舞浜通過芸&2人組を見てニンマリするのは今年の3月までなのでお早めに
特急踊り子、網代停車の廃止
伊豆方面へ向かう特急踊り子
急行伊豆の時代から、伊東線内の網代駅に停車する列車が数本設定されていましたが、利用客の減少を受けて、全列車通過になります
まぁ確かに降りている人見かけなかったもん、仕方ない仕方ない
なお、これまで新宿発で運転されていた臨時の踊り子1号が廃止され、東京9:00発の列車が踊り子1号に変わります
普通列車グリーン車、値上げ
スマホを叩きつけそうになった内容です
正直、この内容が一番ショックでした
これまで、曜日ごと、事前料金と車内料金で分けられていたのが、ICカード型ときっぷ型で料金が分けられ、さらに101キロ以上の料金が設定されました
具体的な内容はこんな感じです
101キロより先は500円以上の値上げで、かなりしんどい気がしてます
まぁ単純な着席需要の拡大から、客層分離に分けられたのかもしれませんね
あ~もう、どんどん不便になっていく...
お乗り換えはこちら~
JR北海道
JR東海
JR西日本
JR四国
JR九州